「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群

福岡県宗像市の沖ノ島や宗像大社などが、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。
信仰上、沖ノ島に近づくことはできませんが、大島や宗像大社辺津宮など、見どころがたくさんあります。大島は上陸することも可能で、沖ノ島を一番近くから眺めることができる場所でもあります。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群とは

玄界灘に浮かぶ沖ノ島は大和朝廷の国家祭祀が行われ、今日まで継承された貴重な遺産です。島全体が宗像大社沖津宮の境内で、古代祭祀遺跡が手つかずのまま守られてきました。祭祀は大島の中津宮と九州本土の辺津宮にも広がり、沖ノ島を遥拝するための沖津宮遙拝所も設けられました。新原・奴山古墳群は信仰の伝統を築いた豪族、宗像氏の古墳群です。

  • 沖ノ島イメージ
  •  1.沖ノ島(宗像大社沖津宮・おきつみや)
    島全体が宗像大社を構成する三宮のひとつで、女神「田心姫神(たごりひめのかみ)」が祀られています。なお、出土した約8万点の奉献品は国宝に指定されています。
    現在も島そのものがご神体であり、信仰の対象のため、一般の立ち入りは禁止されています。また、「不言様(おいわずさま)」と呼ばれる島で見たり聞いたりしたことを口外してはいけない掟や、海に入り禊をおこなうことなど、禁忌は今日まで守られています。
  • 宗像大社辺津宮イメージ
  •  5.宗像大社辺津宮(へつみや)
    宗像大社を構成する三宮のひとつで、「市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)」が祀られています。本殿と拝殿ともに国の重要文化財です。

    ホテルから車で九州自動車道経由約50分
  • 宗像大社中津宮イメージ
  •  6.宗像大社中津宮(なかつみや)
    宗像大社を構成する三宮のひとつで、「湍津姫神(たぎつひめのかみ)」が祀られています。沖ノ島と共通する古代祭祀が行われた御嶽山山頂には御嶽神社があります。

    ホテルから神湊波止場まで車で約55分、大島まで船
  • 宗像大社沖津宮遙拝所イメージ
  •  7.宗像大社沖津宮遙拝所(おきつみやようはいしょ)
    大島の北側に位置し、立ち入りが制限されている沖ノ島を拝むための場です。 よく晴れて空気の澄みきった日には、水平線上に浮かぶ沖ノ島を望むことができます。

    ホテルから神湊波止場まで車で約55分、大島まで船
  • 新原・奴山古墳群イメージ
  •  8.新原・奴山古墳群(しんばる・ぬやまこふんぐん)
    宗像での祭祀を行い、信仰の伝統を育んだ古代豪族宗像氏の墳墓群です。
    前方後円墳などの古墳の形や古墳周囲の溝などもかつての姿を留めていますので、散策しながら古墳群を楽しむことができます。

    ホテルから車で九州自動車道経由約55分

モデルコース

  • 大島イメージ
  •  大島
    一般立ち入り禁止の沖ノ島に最も近づける沖津宮遥拝所と、宗像大社中津宮があります。 周囲約15km、人口約700人の島で近年はレジャースポットとしても注目を集めています。

    神湊港から船で約15~25分

    公式サイト
  • 海の道むなかた館イメージ
  •  海の道むなかた館
    遺産群の世界遺産としての価値と魅力を伝える施設です。一般立ち入り禁止の沖ノ島の3D映像をみることができます。

    宗像大社辺津宮から徒歩約3分

    公式サイト
  • 相島イメージ
  •  相島(あいのしま)
    猫がたくさん生息している「猫島」として「CNNが選ぶ世界6大猫スポット」に選ばれました。全長5.4kmの周回道路は、国指定史跡「相島積石塚群」などの見どころをまわるハイキングコースとして親しまれています。

    新宮港から船で約17分

    公式サイト
  • 志賀島イメージ
  •  志賀島(しかのしま)
    全長約12kmの日本では珍しい砂州で本土とつながった島。市中心部からも近いため、手軽にアクセスが可能です。金印が発見された場所でも有名な島で起伏がなく、サイクリングも楽しめます。最近では海のレジャーや新鮮な魚介類を使用した食事処、ご当地カレーもあり、注目を集めています。

    ベイサイドプレイス博多(博多ふ頭)からフェリー約30分

※施設利用料などこちらの掲載情報は変更になることがございますので、おでかけ前に最新の情報をご確認ください。
※所要時間はおおよその目安で、ご利用時の状況により変わります。

ホテルクラウンパレス北九州から宗像大社辺津宮まで、車で約50分。
世界遺産「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の観光の拠点にご利用ください。ご予約お待ちしております。