長崎から
世界遺産を
~2つの世界遺産がある街「長崎」~
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は2018年7月に世界文化遺産に登録されました。長崎市には「九州・山口の近代化産業遺産群」とあわせて2つの世界遺産があります。
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は2018年7月に世界文化遺産に登録されました。長崎市には「九州・山口の近代化産業遺産群」とあわせて2つの世界遺産があります。
2つの世界遺産
世界遺産 file-1
長崎の教会群とキリスト教関連遺産
長崎市内では「大浦天主堂」が世界文化遺産となりました。大浦天主堂の見学には事前連絡は必要ありません。
これまでの経緯と今後のプロセス
- 2007年(平成19年)
- 世界遺産暫定一覧表への記載
- 2014年(平成26年)
-
9月17日
世界遺産条約関係省庁会議において、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」および「国立西洋美術館」について、推薦書暫定版の提出を決定 -
9月下旬
ユネスコ世界遺産センターへ推薦書暫定版を提出 -
12月18日
推薦書正式版の提出について、文化審議会において決定
- 2015年(平成27年)
-
1月16日
閣議において、推薦書(正式版)をユネスコ世界遺産センターへ提出することが了解された -
1月22日
ユネスコ世界遺産センターへ提出された -
9月頃
イコモス(国際記念物遺産会議)による現地調査
- 2016年(平成28年)
-
4~5月
イコモスによる評価結果の勧告 -
6月
第40回世界遺産委員会において審議される予定が取り下げられる
- 2017年(平成29年)
- 9月 イコモスによる再度現地調査
- 2018年(平成30年)
- 6月 世界遺産登録決定
※関連サイト:【世界文化遺産】長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(ながさき旅ネット)
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大浦天主堂
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大浦天主堂内のステンドグラス(堂内は撮影禁止)
世界遺産 file-2
九州・山口の近代化産業遺産群
端島炭鉱(軍艦島)、旧グラバー住宅(グラバー園内にある日本最古の木造洋風建築)が世界遺産となりました。
これまでの経緯と今後のプロセス
- 2005年(平成17年)
- 鹿児島県主催で「九州近代化産業遺産シンポジウム」を開催し、「かごしま宣言」を取りまとめ
- 2006年(平成18年)
- 九州地方知事会における政策連合項目として「九州近代化産業遺産の保存・活用」が決定し関係県での取り組みへ発展
- 2008年(平成20年)
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9月
文化庁において世界遺産暫定一覧表への追加記載決定 -
10月
関係自治体による世界遺産登録推進協議会を設置
- 2009年(平成21年)
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1月
ユネスコの世界遺産暫定一覧表へ追加記載
- 2012年(平成24年)
-
5月
「稼働中の産業遺産又はこれを含む産業遺産群を世界遺産登録に向けて推薦する場合の取扱い等について」閣議決定
- 2013年(平成25年)
-
4月
国へ推薦書原案当を提出 -
8月
「稼働資産を含む産業遺産に関する有識者会議」(事務局:内閣官房)において「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」を推薦候補として選定 -
9月17日
「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」を今年度のユネスコへの世界文化遺産政府推薦案件として決定 -
9月20日
世界遺産条約関係省庁連絡会議(事務局:外務省)において推薦書(暫定版)への提出を決定 -
9月27日
ユネスコへの推薦書(暫定版)を提出
- 2014年(平成26年)
-
1月17日
推薦書(正式版)をユネスコへ提出することを閣議了解 -
1月末
ユネスコへ推薦書(正式版)を提出 -
7月14日~15日
産業遺産国際会議を開催 -
9月26日~10月5日
ユネスコへの諮問機関であるイコモスによる審査(現地調査)
- 2015年(平成27年)
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4月下旬~5月初旬
イコモスによる勧告 -
6月28日~7月8日
世界遺産委員会で登録の可否について審議(ドイツ(ボン)) - 7月5日 世界遺産登録決定
※九州、山口関連地域(福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、山口、岩手、静岡)
長崎は
・小菅修船場跡
・三菱長崎造船所 第三船船渠
・三菱長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン
・三菱長崎造船所 旧木型場
・三菱長崎造船所 占勝閣
・高島炭鉱
・端島炭鉱
・旧グラバー住宅(グラバー園内にある日本最古の木造洋風建築)
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端島炭鉱(軍艦島)
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旧グラバー住宅(日本最古の木造洋風建築)